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年末の鴨川

年末の箱根プリンスは取れなかった・・さすがに2日前に駆け込みじゃね。
代わりに空いていたのが鴨川グランド。
友人に話すとああ京都の鴨川ね、とのたまう。あの、千葉の鴨川です・・。
雨模様の天気の心配もなんのその。
今年度の締めと同時に突っ込むぞ。
なんせ私のカンレキ祝いと誕生日祝い、おまけに創業20周年とおめでた3連発だ。
何を差し置いても行くのだ。
で行ってきました。

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雨天到着時のくら~い部屋の雰囲気。
我々にしては珍しく和室、それもコーナー部屋。
部屋は6畳一部屋が不要になるくらいに広かった。

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くら~い海を見て喜ぶ私。カンレキのレトリーバーのようだ。
赤いチャンチャンコ代わりのセーターを着てる。
波が高く夕暮れの海に翻弄される唯一のサーファーを見ながら
忙しかったこの1年を振り返る。そして次の夢がもてない自分に悲しむ。

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翌日はくっきりしゃっきり。鴨川の海。コーナー部屋は眺望がいいね。

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この砂浜を逆方向に10分歩けばシーワールド。いるか君が待っている。
2年前にも来ているので2回目。
右がグランドタワー。中央の低い建物がグランドホテル。
今回で両方泊まれた。

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お昼ごはんを食べたレストランからの景色。
もっとも朝食のバイキング食べ過ぎて、私はスープだけ。
奥様は大盛りのシーフードカレー!

館内は質素だが花に溢れ、玄関から庭、レストラン、部屋に至るまで花だらけだった。
花を髪に挿したプロのおばさんがいつも手入れしていた。

夢)故郷への道の終焉

工事中の道路。
右側には切り立った崖。川が流れている。

これから工事を進めて道を伸ばそうとしているのだろうか。
道路のへりに腰をかけて、二人で川を覗き込んでいる。
足を宙でぶらぶらさせながら子供のように。

隣に座っているのは故郷のロックハウスのご主人だ。
実は仕事関連で繋がりがあったみたい。
測量のこととか話題にしている。
将来のことを二人で無邪気に話している。

と、突然大きな音と共に、大型の掘削機が逆走を始めた。
せっかく作りかけた道路がざっくりと割れ、
土砂が崖下の川へと流れ落ちていく。
とっさに川下に滑り降りた私は巻き込まれずにすんだが、
彼は巻き込まれ、土砂と共に川へ真逆さまに落ちていった。

他にも多くの人が巻き込まれた。

でも意外と川も浅く、土砂も大きくなく、
全員が無事みたいだ。
お~い大丈夫かい。

のんびりした声をかける。
川の中から立ち上がった彼はずぶぬれだ。
二人で声を上げて笑う。

そして見上げた遥かな上には崩れてしまった道が無残に残っている。
ああ終わったんだ。
もう出来ることは無い。
何かすっきりした気分になる。

旅に出たい 紅葉 富士山 湖だ

今週も何とか予定終了。
何時ものように8時過ぎに事務所を出る。
外の上野公園は銀杏が色づき光の中で空気が震えている。
ああ外に出たい。目の前の景色を手にしたい。

移ろう季節はいつも窓の外だけ。
ディスプレイの内側にいるような気分だ。
そう年末は忙しいのだ。
自動販売機に行くついでに両大師殿にひとっ走り。
薄茶色に染まった大桜、見返り車を見ながら大急ぎで本殿で手を合わせる。
今年も終わってしまうね。どうも有難う。

上野公園の噴水まで道路を渡ればすぐなのに、ぐっとこらえて事務所に戻る。
気がつけばブラインドの外は森の上に沈みかけた夕陽越に
薄赤く染まっている。

そんな毎日。走りすぎていく日々。
相も変らぬカンレキブルー。

そうだ箱根に行こう。あのプリンスに泊まろう。
と思いつつ何年も過ぎた。
学生時代からの特別な思いがあの建物には詰まっている。
行かねば。でもどうやって時間を取る。

多忙な200%の日々。少しだけ。少しだけ心休めたい。

ずる休み

昨日決めた。
3連休ずる休みだ。風邪でもない、台風でもない、もっとも今晩から大雨の予報だけど。
何ていい気分だろう。仕事も忘れ、PCからも離れ、頭を完全にアナログに戻すことにした。

手始めに朝から壊れた食器洗浄器の修理にとりかかる。
4日前に壊れネットで調べて自分で治すことにし部品を注文した。
大阪から昨日部品は届いていた。
ネットのブログによると簡単そうだった。それが自己修理の理由だった。
蓋を開けて後悔した。
このまま放り出して奥様に笑われて、TOTOの修理センターに来て貰った方がずっと楽そうだった。

心の中で半べそをかきながら、裏板、右側板、左と開いていって
最後に底板にたどり着く。
外したネジの数だけでも皿の上が一杯。

嘘だろう。ブログを書いた奴は暇だけ余ってる元プロの技術者なのだ。
そう思っても後の祭り。
手を切り、指を荒らしながら格闘すること1時間半。
でようやく終了。瞼の痙攣と汗が止まらなくなっていた。

これが自由になることかね・・。そうぼやいてシャワーを浴びる。

奥様が良くやったねポチ、という顔をして小遣いをくれる。
これが自由になるってことかい、もう一度つぶやく。

外は雨。また土砂が流されるのだろうか。
崩れ、地形が変わるのを見てみたい、などとカンレキの不良おじさんはつぶやく。
ねばならない、ねば、こんな義務感で固められた納豆みたいな人生、時にはおさらばしたい。
いつも逃げられるわけじゃないから。

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西芦っ子 (11/13 20:45) 編集・削除

ずる休みですか、羨ましい。
私くし、今が一番忙しい時期でして、西小閉校式典も行けそうにないと…西小へメールしました。でも、妹が!行くよったら行くで、その日休みを作る為、休日返上でヘロヘロです。今年何回休んだろうか…?秘訣?あります?

tama (11/13 22:36) 編集・削除

そうですか、妹さんやる気満々ですね。
休む為には・・何年も休まず働くことです(=゚◇゚=)
そうすればやがて天国のような毎日が来ます。多分・・。

上野公園のKERA

ようやく仕事のペースが落ち着いてきた。
ほっとしていつもの散歩コース。
両大師から科学博物館のでっかいクジラの模型の前を通り
噴水池にたどり着く。
ふきあがる水の束に心が躍り、緑の藻に浮かぶ水泡に目を奪われる。

ああ秋が来た。スタバに目をやるといつものように外まで行列。
地元の私が一度も入れないなんて・・。
スタバの横の広場で何やら人だかり。いつもの大道芸。
何気なく覗き、いつでも帰れる心の準備。
ところが・・。
KERAという名の長茶髪の男の語り口に人生を感じた。
そんなにむき出しで話すのかい?
普段はプロのTDLダンサーだけど、食えないので大道芸をしてる。
美味しいものを食べたい、もっと子供に見て欲しい。
言葉には誠実さと切実さが溢れる。

見てやろうじゃない。
ほどなく始まるダンスパフォーマンス。
上野公園大道芸レベルは1分と見ていられない、が持論の私。

・・最後まで見てしまった。KERAの人生を見てるみたいだった。
生まれて初めて上向きの帽子に金を入れる。

終わってからスタバの方を見ると奇跡のように人が並んでいない。
目を奪われた客が並ぶのを止めて見に来てたみたいだ。

また見たいよKERA。

天空の楽園

天空の楽園って何?ジブリかい?
気持ちよさそうな高原に浮かぶホテルのパンフに書かれたキャッチコピーを見て、その気になった。
関東は酷暑の兆しが見え始めた7月。
なぬ会員制?そんなこと構わん、何とかなる、で探したら
右が会員棟、左が一般ホテル作りはほぼ同じ。お風呂も一緒という安直な作り。
早速予約。風邪に押されて予定は2日ほど延びたけれど
仕事の合間をぬってドンピシャリで予約。8月の初めに早めの夏休みを取る。

車山高原の頂上から見て左側にあるスカイパークホテル
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部屋からの眺め
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室内、標準的ツイン、まあまあやね。食事も雰囲気も〇。
高級感とリゾートぽい雰囲気はある。
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初日に泊まったのは車山リゾリックスの方。車山高原の頂上から見て右側。
こちらは標準的リゾートホテル。新しくて部屋も広いメゾネットを選択。食事は問題外。
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車山高原の頂上からの景色。
といってもリフト2本を乗り継ぐだけ。登山はほぼ無しという疲れた大人たち向きのコース。2回も往復した。
他に行くところもなく・・。
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結局良かったのは関東より5度は涼しい気候。
車山高原リフト乗り口のレストランヨーデルで食べた普通のラーメンが普通じゃなくおいしかったこと。
ここ10年間で一番おいしかったよ。

35度もある関東に戻り、短い夏休みが終わり、
あれからずっと働きづめ。売り上げは伸びてうれしいけど
考える暇もない。

こちとらカンレキブルーなんだぜ。
一度も近所の両大師に御参りすることなく8月は門を閉じてしまった。

いやだねカンレキブルーは。60で終わりだ何て誰が言ったんだろう。
構わずに進むよ、このまま。自分自身が答えを出すまでは。

忙しいのにも訳がある

先月、今月の初めと体が壊れるかと思うくらい忙しかった。
帰りの常磐線、真っ暗闇を突っ走る電車の窓に映る自分の影は背中が曲がり、傷ついた獣のように見えるくらいだった。
さすがに危機感を覚えた。対策は?急には助っ人もいないし
外に出そうにも、頼みのところは私以上に忙しい。
電話しても受話器からかすれた疲れた声が返ってくるだけ。

これじゃ谷間に向かって一人叫んだ方が気が利いてる。
自分の返ってくる声の方が元気だ。

ところがぎっちょん。ここへ来てピタリと止まった。
電話が壊れたのかと思うくらいに静かになった。
外では乾いた風だけが上野公園から吹いてくる。

5月末が決算期だったので決算書を税理士さんにお願いして、
おとといようやく税金を支払った。
その額は先月からの超多忙期に稼いだ余剰金とぴたり同じだった。
なるほどね、良く出来てるね人生は。

でも高すぎないか?特に消費税。いきなり納めろと言われても
すぐには集まらんぞ。

来年以降増税が待っている。
頭を抱えていると、安倍さんも考えてるみたい。
さすが成蹊だね。奥様と同じ大学じゃ。
待ちましょ。果報を。

仕事の方も果報を。
磨くべき武器はもうピカピカに手入れしてある。

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西芦っ子 (07/31 21:31) 編集・削除

税務署は…
私は個人事業者、いわゆる一人親方でして、
リーマン、サブプライム、震災を なんとな乗り越えて‼
でも、納税は納税…容赦無く請求はくる。
少しは、見逃してもらえないものでしょうかネ?
tamaさんも そうおもいません?

tama (07/31 22:25) 編集・削除

ほんとほんと、誰も助けてくれないからね~。

メーラー変更

この1ヶ月はメーラー(メールソフト)の変更に費やした。
ほんと無駄な時間の連続だった。
WIN XPでのoutlookexpressからの変換。

1)シルフィードなる国産フリーソフト
・outlookexpressからの乗換え変換はデータはスムーズ。
・アドレスは一部のみ変換、残りは出来なかった。
・署名も×。
・右クリックでsendtoでは手動で設定するが西ヨーロッパ言語になってしまった!
・新規作成ではテキストのみという馴れない設定。
 HTMLは使えず、垢抜けないレイアウトでメール本文が出来上がる。
・コピー貼り付けでは文字化け多く、全てを修正しきれない。
・データ保存は独自の個別方式。拡張子なし。
 ファイル自体そのままでは判別不可能。


2)Windows Live Mail
・outlookexpressからの乗換え変換はデータはさすがにスムーズ。
・アドレスは全て変換、これもスムーズ。
・署名もそのまんま。当然といえば当然。
・右クリックでsendtoでは自動で設定。言語エラーもない。
・新規作成ではHTMLも使えるので使いやすい設定。
・データ保存は理想的な個別方式。emlで自動保存。
 ファイル自体もそのままで判別可能。
・悪夢のような表示。起動時間も他のソフトの数倍かかる。
 既読件名が極めて薄く表示され見にくい事この上なし。
 おまけに表示設定、デザインはお粗末で変更は殆ど不可。
 まるでXPにはサンプル使用のみ許可。
 別のWindowsバージョンに強制的に移行させようとしてるみたい。

3)thunder bird、フリーソフト
・outlookexpressからの乗換え変換はデータはスムーズ。
・アドレスは全て変換されるがフォルダを作って分類は手動。
 これは面倒くさい。
・署名はそのままだと1種類だけ。複数署名はアドオンで可能。
・右クリックでsendtoでは自動設定。

・新規作成ではHTMLも使用でき美しいレイアウト。
 可変性も高い。
・コピー貼り付けでは文字化けなし。
・スキン表示設定が2000種類以上から簡単に選べる。
 私は落ちる滝の水の涼しげなアニメを選択。
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・一つずつ捜しながら便利になるよう設定していく。
 時間と努力が必要だが、とても洗練されたソフト。
・データ保存は独自の一塊方式。拡張子はある。これは不便だ。
 ファイル自体そのままでは判別不可能。
 ただemlなど他の拡張子は直接読み込める。

という訳で、ThunderBird使用続行中。
他の2つは削除。レジストリからも消した。

新年度だ

5月が年度末だった。
そして今6月。お茶の一杯も飲まないうちに、はいよと始まる日々。
考える時間が欲しかった。
だってカンレキだぜ。
何をモチベーションに生きていくんだい。
ここ2年で劇的に変わってしまった。
心と体のリズムが。

暇さえあれば上野公園へせっせと通う。
新しくなった噴水池を見ながらドックオブベイを心の中で鳴らしてみる。
いやいや、貨物船なぞ通るわけも無い。
どこかにモチベーションのかけらが落ちてる訳でもない。

一所懸命、とは自分の為の言葉かと不良おじさんはつぶやく。

一歩ずつ自分に納得させてきた。
まだ働くんだよね。まだ?何時まで?何の為に?
答えは皆分かっている。

足元も見ずに走ってきたわけを。
余裕が出来て立ち止まってしまったら迷いだらけの自分がいた。

公園の緑の葉っぱに答えを求める自分がいた。
分かってるよと、運命の奴が嘯く。

どんどん私に構わずに時は走りすぎていく。
今日が信じられれば、それだけで明日の準備は完璧さ。
それでも、許されるなら立ち止まりたい。
一言だけ言いたいんだ。でも誰に。

分かってるよと、もう一人の自分が言う。
知らないのは人生の秘密に気付かないのは私だけなんだと。

ともだち

もうカンレキだねお互い。そんな話しをする為に会いに行く。
流山にある病院。親父の最後の場所。
通いなれた道をYに会う為に日曜の朝の風に吹かれる。

5月のGW中に妙な気分になった。寂寥感。
皆いなくなってしまう。そんな気分。

最初、駒込にあるHさんのマンションを訪ねる。
もう何年も会っていない。携帯は何時からか着信拒否。

年賀状の住所を頼りに六義園の裏にある、小さな高層マンション。
めざす部屋にHさんはもう住んでいなかった。

狭くて暗い中廊下に面した子供のマークのついたチャイムを押し続ける。
年老いたお母さんと二人暮しのはず。
でももういなかった。元気になったら必ず遊びに行くよ。
入院先のベッドでそう話してたのにその日は来なかったね。

千昌男に似て周囲を明るくさせる人だった。
鶯谷の小さな居酒屋で毎週呑みに誘ってくれ
一度も私に払わせなかった。

絶対に人には格好の悪い自分の姿を見せなかった。
髪の先までダンディで固めていたHさん。

古いビルのエントランスを出たらもう捜す場所が無かった。
携帯も固定電話も親類も。思わず舗道を見上げた。
六義園の突き出た緑がビルの上で揺れていた。


もう一人気になってたのが中学の同級生Yだ。
今年も年賀状が来なかった。
メールしても電話しても繋がらない。

何度も時を変えて掛け続けたらお姉さんが出た。
5月1日に入院したと告げられた。

よりによって親父を看取った場所だ。
慌てて日曜の朝から見舞いに行く。

やせこけて、目のうつろな奴がいた。
1ヶ月で20kgやせたよと力なく笑う。
Yは遠い世界の話題ばかり話そうとする。
無理に現実の話に切り替え、病状を聞き出そうとする私。

そういえば今までいつもそうだった。
弱さと優しさの混在したYにいつも自分を見ていた。
常磐線でいつも一緒に帰った。
大学に入ってからも一番飲み歩いたのはYとだった。

目は力を失い宙を見てる。
明るい外の景色を見ようともしないで
暗いニュースばかりを薄っぺらのTV画面に追い求めてる。

いつしか二人は全く違う道を歩んだ。
心の奥にいるもう一人の自分に突き動かされた私と

同じ存在から逃げ続けたYと。

どちらも自己破壊的な生き方だったけれど
自分の肉体を否定し骨まで壊そうとするY。
すっかり老人のようになり身も心も萎んでしまった。

私は今でも頑丈な体と不屈の意志を持って生きてるけど
根っこではYと全く同じなのだと思う。

世界に立ち向かうのが恐ろしく、震えていたあの頃。
人と同じことが決して出来ずに一人離れていたあの頃。
大企業コースからドロップアウトして自分の作った恐ろしげな道を
突き進んでいたあの頃。

二人同じコースだったのに何時からかYの姿が見えなくなっていた。

気がつけば周囲の友達は殆どがもう見えなくなっている。
誰も前を歩いていてくれない。

カンレキブルー。
もう取り戻せないあの頃。
空の青さよりずっと残酷な色をしたブルー。
でもきっと光を見出してやる。