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続・スマートフォン

木曜日にスマホ本体の設定が終わり、その3日後にはスマホ専用ページが欲しくなった。
趣味のページとはいえ、全部作り替えることも新規に作ることも論外。
WEBで調べても簡単ではないよ、と業者のページにすぐに誘導されてしまう。
幸い10年前から文字によるリンクは極力避けて、目の悪い人でも楽に押せるように大き目の画像ボタンを作り続けてきた。その数1000個以上。
これを利用しない手は無い。もう一度検索の語彙を変えてやると、見つかりましたありました。

htmlのmeta表示をたったの1行付け足すだけでスマホ用の表示になるらしい。
しかもスマホだけ自動的に反応し、PCでは無視されるみたい。
スマホとPCと両方同じページを表示させながら調整していく。
簡単だった。実に。
INDEXページ(目次)だけなら簡単に出来ちゃった。
かくして長年?の杞憂は終わる・・。
リンクは表紙にそっと隠しておく。
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文字が巨大に見えるけどPCの1/9しか画面面積の無いスマホでは丁度よい。
指で拡大は出来なくなったけど、
これでいいのだ、と陰鬱な冬の空に吠えてみる。

スマホ事始

今までスマホなるものを使ったことが無かった。
隣で指をしゃかしゃかやってる人を見て、画面が小さいので大変だね~と思っていた。
出来損ないのPC、携帯電話のPC部分だけが肥大した発展途上形態だと思っていた。
その証拠に何インチ画面にするか未だに回答を得られず迷走を続けている。
でも、でも気になる。扱えないのは癪だ。
ブログとホームページを各2つずつ管理する私としては知らないなどあり得ない話だ。

そこで、検討を始めた。
大手キャリアの契約など高すぎて問題外。simカードのみ!これじゃ。
端末とセットという手もあるがすぐに止めるかも知れない物に2年もの分割払いはない。
simカードは使い慣れたau系列に。mineoのHPが気品があって気に入った。当然データ通信専用。
電話としての今までの携帯は使いやすく手放せないから。

迷ったのが本体端末。
格安スマホはスペックが5年前のPCのようにお粗末君。
ならば最新の大容量バッテリースマホを選択。
スマホの最大の弱点はバッテリーだと感じたから。
僅か10時間程度で干上がる電池では電話などもってのこと。

こうして端末はamazonでsharp aquosの新品を、simはmineoで別々に注文した。
amazonのレビューを見ても何の問題も無くmineoのsimが開通しました、と書いてある。信じた。

そんな私が浅はかだった。悲劇は直ぐそこに待ち構えていた。

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端末は直ぐ届いた。amazon君。最近のものはアダプターはじめ付属品が付いていない。近所のauショップでACアダプターなどを購入、全部独断と偏見で揃えた。

さて開通の儀式。昨日は天気も雪の予報、祝日に休みを取っていなかったので久々のずる休み。うれし~。

極小のnano simとmicro sd cardを何とか入れて
本体最初のネットワーク設定でピタリと止まる。
あれ出てこないよ、設定画面が。親切なmineoのお姉さんに電話して聞くと
ああ無情、その機種はwifi設定してないと最初のネットワークの設定が出来ないんですよ、
当社のセット販売の端末なら全部完了しているんですけどね、とのお言葉。
つまりwifi使ってない人は自力で設定不能なのじゃ。
・・・・。しばし泣きたい目で窓の外を見る。先程までの雨がみぞれに変わってきた。
心もシャーベットになりそうだった。

ここで諦めてはいかん、諦めると言う言葉は私の辞書にはない。
そうだwimaxがあるじゃろうが。いつも使っているUSBタイプのwimax端末に加えて、クレードルタイプのものがお蔵入りしていたはず。
これまた電池が持たないので役に立たないと判定し箱にしまって棚の奥深くで眠らせておいたのだ。
充電から始めて、動かしてみるとスマホはちゃんと認識した。
そこにwimaxがいるよと。
端末の画面には見たことも無い機種番号が表示されているけど適当にパスワードを入れる。
10回やって全部失敗。必要なのは契約パスワードではなくて機種由来の裏蓋に記載されてる暗号化キーだった。

これが分かってからはようやくスタートラインに立てた。
その後12時間かけてほぼ全ての設定とテストを重ね自分好みのホームに仕立てていく。
バッテリーも持ちこたえてくれた。まだ余力が在る。

全てを終えてほっとした気分で風呂から上がると、奥様が自分のもののようにシャカシャカ。
うれしそうにいじってる。
ああ私も逆の立場に立ちたい。
人が作った美酒を出来上がったものを心行くまで味わいたい。
製作の過程はいつでも泥まみれ。涙なくしては語れない・・・なのだ。

夢)青春のブルー

若手女子で作る不動産協会のような組織から招待状が届く。
行ってみると芝生の上で花が咲いたようにキャリアと若さに溢れた
女子のグループが楽しそうに輪を作って談話している。
ああこの中に入れるんだろうか、と思う。

確か建築の顧問か相談役になって欲しいと言う依頼だった様な。
ゆるやかな芝生のスロープを上った上に目指す建物はあった。
上り始めて直ぐに横に誰かいるのに気付いた。
ネイビーブルーのシャツに濃紺のズボンをはいた若い時の自分だった。
お先にという様にずんずん上っていく。
後ろから見ると、肩の三角筋が柔らかく盛り上がり生命力を放っている。
身長は変わらない筈なのにすっと首が伸びて前だけしっかり見ている。
横顔もすっきりして贅肉がない。若さと自信に溢れた狩猟犬のようだ。

会場の中に遅れて入ると、小グループ毎のブースになっていて、入り口側からは全貌が見えない。
はて困った、私の座る場所が分からない。
現在の私の場所が・・・焦る。

そこで目が醒めた。
そう言えば若いときは青が好きだった。今着ている服は茶色だ!

リフレイン

リフレインが叫んでる。
これって今の心境やね。
すっきり終わらせたくない未練がましい私。
中年になってから事業欲に目覚め、その手の道をそろりそろりと這って来た。
まるで用心深い爬虫類のように。
近くに先駆者はいなかった。ということは元々向いていなかったのだろう。
結局、事業者にはなれなかった。

でも少しだけ自負もある。
目指す方向に遮二無二突っ走ったと言う自負が。
何かになろうとした、その軌跡が唯一の生きてきた証。

最近昔の歌ばかりやたらと頭の中でフルコーラスで出てくる、
脈絡は無いみたい。
壊れたオルゴールみたいだ。

気に入って毎日聞いてる曲がこれ。
松任谷由実の時には響かなかった。
一流の歌手だけが持つ声の余韻のようなもの。香り。

夢の捨て場所

ヴェネツイア、ビエンナーレ、国際コンペ、
勝利の余韻の中、空港で迎える婚約者。

愚かな夢を見続けた。恥ずかしいほどの。

積み木で組み上げた大きな山を歳月と共に、言い訳と共に
一つずつ崩し続けた。

エンドマークが出た今、残骸の山は余りに大きく見える。
古びた手垢の付いた積み木。

この夢はどこに捨てれば良いのだろう。
今更替わりは見つからないし。

家族に迷惑を掛け続け、何度もやめようと思った。
でも帰る場所は何処にも無かった。

戻り道を断ち、後ろは絶壁と思い続け
前だけを見ながら崩れ続ける橋を走り続けた。

命賭けて辿り付いた先に思い描いた風景はなかった。

今、目の前の大きなエンドマーク。
人はそれを前にどこへ行けば良い。

この胸に大きく残った夢のかけらを抱いたまま。

秋の日の過ごし方

疲れた忙しいと言っていると、1年中そうなのだと思われる。
ブログに月に1回きりのフレンチやイタリアンを食べている写真ばかりを載せ続ければ、
この人は1年中そういう食生活を送っていると思われる。多分・・。

見栄っ張りの私にもそういう傾向はある。
でもその手の文章は記録として書いている。写真に残すように文章に残していく。
読み返すこともないけれど。

ここ半月以上は暇だった。というか通常の忙しさに戻った。
忙しくないことは普通はいいことだ。でも自分自身に給料を払う身にはそうでもない。
体力的には吉でも精神的には凶と出る。因果な話だ。
一番嬉しい時は、まとまった仕事が先に決っていてそれが始まる前の充実した充電期間だ。
しかしいつもいつも美味しい時間は来てくれない。
精一杯人生は楽しまなければ。暗い不安を押さえ込み明るい陽の元に飛び出していく。
これからは意識して楽しむようにした。
上野公園に居ると言う地の利を生かさなければ。

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新聞社からただで貰った券で上野の森美術館で北斎展を見る。
第一印象はあれ、小さい、だ。版画なので洋画のように大きくない。展覧会場で離れてみたら何も分からなくなる。

北斎はパースペクティブの人だったと認識。
ものすごく正確に透視図を起こしている。
忠臣蔵の小さな版画を隅々まで見渡す。
五線譜の上の音符のように人が転がっている。
凄い情報量だ。

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次は吉村さんから頂いた招待券で、都美術館の元陽展に行く。
ほんの少しだけお会いして話すチャンスがあった。
何かの取材中だったみたい。
彼は私に対して建築を選びきれなかった負い目を感じている。
私は反対にアートを選びきれなかった自分を恥じている。
20年ぶりにお会いしても心が違う方向へ向かってしまう。

一つだけお願い。少し違った絵が見たい。
一生かけて一つのモチーフを追うのも生き方だろうけど、
答えはないんだから、もう少し楽しませて欲しいなと勝手に思う。

ここの新装なった最上階のレストランMUSEUM TERRACEは良い。
以前の社員食堂のような雰囲気ではない。
原宿か六本木のおしゃれな店にいるみたいな気分になれる。
夜の8時頃までやっているけど、真っ暗になった上野公園の森を突っ切ってまで
閉館した美術館のレストランに食べに来る人はいない。
だから夜はガラガラ。芸大生のアルバイトの子が暇を持て余す。
コーヒーは美味しい。大振りのカップに黒い艶のある液体が芳香を放つ。

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帰りには上野公園でヘブンアーティスト達の大道芸熱演を見る。
ここのところ公園に散歩に行く度に幸運にも彼らの異才ぶりに触れられる。
抑制されたおどろおどろしさ。芸へのひたむきな熱情、将来への不安。
若さだけが持つこの特殊な生き方を選択した者への賛辞を惜しまない。

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先週は葛飾の水元公園に行く。
およそ10年ぶり。3.11以降は放射能雨の影響で訪れる人は激減。
ようやく除染も終了宣言が都から出されて安心して行くことにした。
除染した公園はどこも惨めだ。
人の出が3分の1に減った上に、予算を使い果たして樹木の手入れが出来ていない。
ススキが伸び放題、川辺も荒地のようになって、
かつての風景画の対象となった美しい場所も探すのに苦労するほど。

ここの唯一のレストラン涼亭は良い。
天丼が大きくて秀逸。
ぱりっとした衣にえびなどの素材が吟味されている。
家庭の味ではなくプロのそれになっている。
満足の2文字を持って公園を出てこられる。

松戸の20世紀が丘公園も同じだ。人が少なくなりすぎてバードヲッチングには最適の場所になったけど。
柏の森公園はまだ行く気になれない。紅葉がきれいな場所なのにね。

今週は芦別出身の二紀会会員の方の絵を見に行く。
ここのところ行った場所は全部無料だ。むふふ。

誰か私にもっとただ券を!と言いながら秋の夜は更けて行く。
私も老けて行く。
紅葉を楽しむ気分になれないけれど、
この短い季節を体の奥に取り込もうとしてみる。

壊れた?

夏休み以来の3連休を取る。
祝日はずっと休み無しだった。初めて仕事が嫌になった。
一生大好きな仕事でいられると思っていたのに。

朝、シェーバーの異音に気付く。今までにないスカスカした音だ。
壊れた、と思って夕方急いでBIGCAMERAで同じタイプの物を買う。
家に戻り壊れたはずの古い方を試しに充電するとちゃんと動いた。
今まで充電不足のランプが付くとすぐに気付いたのに・・壊れていたのは自分の感覚だった。
仕方なく奥様には今度の自分の誕生日まで取って置くよと言う。
まだ3年目だからちと早いしね。

初めての顧客からメールが来る。面積表の数値が2箇所合わない、と。
全自動の完全無欠の自作面積表に、んなことあるめいと思ってみると
入力禁止箇所に自分で数値を打ち込んでいる。
この5年間で一度も無かったし、あってはならない事だ。
あ、壊れてる、そう思った。

3連休をとった。金曜から休み、自宅で転送電話を受けた。
3日目だけど、まだ仕事の夢を見続けている。
フェイクなんだといくら言い聞かせても頭は勝手に架空の仕事をやり続けている。

顔はむくみ、力が入らない。
きれいな看護婦さんのいる病院の真っ白なベッドで木立を抜ける風に包まれる自分を夢見る。
さらさらと鳴る枯葉の音だけを聞いていたい。

悠々自適とは程遠い人生。
男は一生働かなければならない。それがDNAに仕組まれた罠。

デング熱が来た

ブンブンブン蜂が飛ぶ。
これは上高地に行ったときのハイキング中に熊除けで歌っていた歌。
どこが熊除けか分からんけど、これを選んで大声で歌っていた。

昨日は昼間から上野公園の上空は騒がしい。何かあると直ぐにヘリが飛ぶ。ブンブンブン。
事務所の真上でホバリングしている。
直ぐにピンと来た。
間違いなくデング熱発生だね、こりゃ。ついに上野公園まで来たか。
23区全域の公園、神社は寄り付けん。

先週、やっとこさ、時間をこしらえて両大師に参拝してから上野公園に行った。
天気も良くいつもなら全てのベンチは埋まっているはずなのに、
何故かガラガラ。まさかもうみんな防御体制か?
年配者の多いこの上野公園でそこまで情報は早く伝わるのか?

ぶんぶんぶん、デング蚊が飛ぶ。
越冬した蚊は来年猛威を振るうのか?
都知事のあまりに無知で安易な終息宣言には一時驚いたけど、

上野公園は中に動物園や美術館を多く抱えているし、構造的にも閉鎖できない。学芸大の通り道にもなっているし。
代々木公園や新宿御苑は門を閉ざせばそれで済む構造だからね。

今じゃ看板だらけ
「蚊(か)にご注意ください!」

上野公園内で感染した可能性がある「デング熱患者」が確認されています。
上野の森美術館でも、防蚊対策を可能な限り講じておりますが、長袖シャツ・長ズボンなどを着用し、肌を露出しない服装をお薦めいたします。

夢)研究所の中

夢)
有名ではないが商業的には成功した建築家が自費で建てた研究所。
何でもありのデザイン研究所。そこに自費参加している。
教室では研究生が到底採算のあいそうもないデザインに没頭し
3Dプリンターで石膏型を削りだしている。
でも本人も何をやりたいのか良く分かっていないみたいだ。

息苦しくなって外のコンビニで何か買おうと出て見る。
盆地のように囲まれた狭い地所に工場のような建物が建っているだけ。
道の先は細くなり進めない。後ろに戻るだけだ。
戻るのはいやだった。
建物の中に入り、違う廊下、出口を探す。
ここなら別の場所に出られると思ったら、そこは外壁に穿たれた穴。
落ちたら命は無い。

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夢が醒めて)
疲労してると神経が高ぶりハイになる。
自己保存本能ばかり強くなり死ぬ前に何かを残そうともがく。
昨日はそんな感じだった。
今日はやけに落ち着いてアサリを使ったクリームシチュー作りに専念。
馴れてるはずなのに見事に失敗。
ワインと牛乳が分離して白いチーズの泡のようになってしもうた。
奥様に謝り夕食は生協で購入した冷凍時鮭にしてもらうことにした。
あ~あ。力が抜けていくよ。
1時間半も掛けたのに。アサリの砂抜きもうまくいったのにね~。

これでいいのだ、きっと。これで。
人生は無駄になることも多いってことかな。
余分な力を抜きなさいって誰かが言ってるんだ。

追記)シチューの分離についてはWEBの答えはどれもでたらめ。
自分で検証もせずに回答している輩が多い。
正解が一つも無い。

家路

金曜日の帰りの電車、先頭車両の一番目の座席に座り、
事故になったら真っ先に死ぬな、と思ったり。

身体は疲れているのに頭だけ興奮して休めない。
駅に到着して立ち上がろうとしたときに、ふと頭の中に聞こえてきた。
仕方なかったんだ、と。そうだ他に仕方なかったんだ。

リーマンショックに一気に流され葬られ、3.11に怯え、自分の中に閉じこもってしまった友よ。

かつてのエリート達、最難関を突破してきたはずなのに。
戦士の心がそんなに容易く折れるなんて
許せなかった、戦って負けたのならとも角、さっさと逃げるなんて、
そう思ってきた。
そんな友達にはもう誰一人会いたくないと思ってもいた。

水分の抜けた身体にしみ込んで来たその答え。
そう、やってみたけどだめだったんだ。きっと。
自分が生き延びたからそう言えるだけなんだと。
傲慢だった。

カンレキになって目の前に既製品の札が立てられた。
この先行き止まり。
答えを出しなよ。人生の精算さ。
〇か×か。
そう×なんだろう、ってね。

フッ飛ばしてやる、そんなもの。
現役、最高速で走り続けている。
答えはもう出ている。
それがどうした。いつ止まるかは自分が決める。

世の中が私の人生の主人じゃない。
私だけが私の主人だ。

走ってやる。
未だ知らない進むべき道は他にもあるはずだから。

浜田省吾、家路、以前この曲を深夜に一人聞きながら
行き詰った自分を呪い、ぼろぼろ泣いていたことを思い出すよ。


こちら個人投稿版、すぐに消えるかも